気付いてしまおうものなら
自分以外が起因でミスやミスの可能性に気付いてしまった時の言動は、
見て見ぬふり、または、指摘するの2択が存在している。
その物事にもよるが見て見ぬふりをする事は簡単で、
後に自分に降りかかる災難は低い。
物事が広範囲となる為、話を単純化する為に、気付いてしまった事の内容を「犯罪以外」として話を進めたい。
他人が行った事で、見て見ぬふりをすれば自分には関係ないと思っている事もあるだろう。気付いてはいたけど言わなかったという事になる。
人間性には様々な人間性があり、自分が好きか嫌いとかの次元ではなく尊重をしている。色々な人間(仕事もそうであるのだが)がいて世の中がなりたっている事ぐらいは認識している。と自分では思っている。
ただ、自分が関係を築いていけたり、保っていきたいと思える人間には、見て見ぬふりをするような人間は欲しくはない。これは自分のエゴである事は十分と理解しています。
もちろん、自分自身もそうだが見て見ぬふりや嘘をいう事はしない。
 
とはいえ、「指摘をする」という事がなかなか勇気がいる事だ。
なぜなら、「指摘する」事で自分に負荷がかかる場合があるからだ。実際に負荷がかかった経験がある事で躊躇してしまう人も多いと思う。
自分自身、負荷がかかる事を億劫と思っていた事も過去にはあるのだが、今はその負荷を乗り越えてやろうと思っている。
仮にその負荷でミスをしてしまったとしても反省はするが後悔はしない。
そして、失敗をしたの自分であり、そもそものミスだからといって他人のせいにはしないし思わなくなった。それはまったくもって意味が無いと思えるようになったからだ。
反省して次に繋げる事で、先にいる自分がふと過去を振り返った時に、あの時頑張ったから今出来るようになっている。
そう思う経験を何度もしているからである。
 
世間では自己の成長、自己の成長と言っているが具体例を用いて自分自身の成長についてを説明出来る人は少ない。
ドラマでも放送されたが、アドラー心理学をテーマにしている「嫌われる勇気」でアドラーをかじった人が「俺は承認されたい欲求があるんだよね~」なんて言ったりしてるのを耳にした事があるがそれと何ら変わらない。ようするにただそれっぽい事を言っているだけで中身が無いという事だ。テレビドラマの「嫌われる勇気」は書籍のものとはまったく別で刑事ドラマのものである。あくまでも書籍を案としてドラマが作成されている。
そもそも書籍の「嫌われる勇気」はアドラー心理学をとっつきやすくした部分で、その後に発売された「幸せになる勇気」を読んでこそ完結する。
最初から二部構成で出版する意図があったのだろうと思っていたのは自分だけでは無いはずだ。
これは、岸見一郎さん、古賀史健さん、ダイヤモンド社、本作成に関わった方々のチームのマーケティング戦略だと思っている。実に素晴らしいと思う。
 
話は元にもどるが、だからと言って中身が無いコミュニケーションはダメなのかというとそういう事を言っているわけではない。
トレンドを取り入れる事は悪いとは思わないし、冗談で言っているなら中身が無くてもまったく問題ない。
自分もふざけた事をブログのよいしょよいしょに入れたりしている。
自分がただそこで言いたかっただけというのがその回答となりそこには意味が無い場合もあるが実際は意味がある場合もあったりするが、
いちいち説明をいれていくつもりは無く気付いた方だけ気付いてもらえたら本望である。
あれこれ構わず指摘するという事を言いたいのではなく、
もちろん、評論家、コメンテイターを批判しているわけでも一切ない。
 
これでもうお分かりになったかと思うのだが、中身の無い事、やたらと物事に対して「指摘をして行こう」という意味では本記事は意図していない。
したがって、「何かしらのミス、もしくはミスの可能性に気付いたら積極的に指摘して行こう」という事を今回は言いたいのである。
また、その内容はあくまでも指摘であるので、決して「批判であってもいけない」。
それであの人は細かい人間だ、とか、神経質だと言われようものならそれはそれで受け流せばよいと思っている。
得意とするものは人によって様々であるし、それぞれの良い所を持ち合わせる事でより良い物が出来るはずだという信念は揺るがない。
自分も色々なタイプの仲間が欲しいと思ってはいるが、嘘をついたり、人を陥れるような人間とは関わりたくない。
現在進行形の犯罪者はもっとも論外である。
人の粗探しをするという事ではなく、気付いたら積極的に声(もしくは文章)を出すのが良い。
指摘ではなく意見といった方が言葉が柔らかく聞こえるかもしれない。
人には愛情を持って接する事が何よりも大事だ。
なぜなら、そこには愛しさと切なさと心強さがあることほかならない。
斯くして、他人に生きるのを止められるのも千里の道も一歩から。
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