令和の時代においていまだに体育会系主義の会社は時代についていけないので成功しない
現在世界規模で猛威をふるっているコロナウィルス。
実際にはコロナだけでは無く、ノロウィルス、インフルエンザ、さらには季節柄の花粉症の影響まで出てきている始末である。
花粉症はアレルギーだが日本人の多くに花粉症持ちがいる。さらには季節は問わずで1年中で様々な花粉によるアレルギー症状がある。ちなみに自分は杉花粉のアレルギーがあるので毎年この時期から2か月ほどはずっと体調が思わしくない。
花粉症についてはとりあえず今回は置いておき本題に入りたいと思う。
 
ネットサーフィンをしていると、とある記事タイトルを見てハッと思った。
その記事タイトルはこちらです。
新型コロナウイルス“緊急対応”できる会社、遅れる会社の決定的違い
とても心惹かれるタイトルである。素晴らしいセンスであり開かずにはいられなかった。
詳細はリンク先で確認して頂けたらと思うが要約としてはこうである。
今回のコロナウィルスの件だけではなく、
タイトル通りに会社の対応例をもとに記載している。出来ている会社はリモートワークや人が接近する満員電車を避けての通勤によるフレックスタイムを導入しているという話。
この記事は取り組みを行っている会社についてではなく、取り組みが出来ていない会社についてにスポットが当てられているように思う。
 
記事の作成者は「気合と根性主義が原因」と指摘している。
まったくもってその通りだと共感した。
昔の日本は戦後を終わり急成長を遂げてきた。もちろん自分は戦争も戦後の貧しい時代も経験が無い。どちらかと言えば物が出てきた時代を経験出来ているので恵まれていると言えるだろう。
ただ、そこには各分野における先人による頑張り、気合と根性による賜物であるといえる。
「大和魂」という言葉なんかが存在していたりするが、そう、まさに気合・根性でなんとかしてきたのでやれば出来ないわけがないという思想がいまだに日本には根付いている事が問題だと自分も感じた。
前へ倣え、右へ倣えで人の隊列を作り制御する事は古い。現在は色々な事が多様化されているが、こういった仕事に対する人間の扱いについては古いままの会社が多いのは昔ながらの体育会系の文化を引き継いでしまっており足枷になっているという事が問題だろう。もちろん色々な職業があるし、会社で対面でコミュニケーションをとりたい人もいれば、リモートワークの方がパフォーマンスを出せる人もいたりする。つまりは各人に合わせた働き方があっても良いと思う。さらにはこういった現在のようなウィルス感染リスクがある世の中においてはさらにその事が言えるはずだ。
 
自分が所属する会社や部署、他部署を含めて現時点でリモートワーク制度も無ければ、満員電車を避けてのフレックスタイムや時短勤務といった制度は皆無である。あるのは手洗い、うがい、マスクはしましょうという幼稚園生や小学生を相手にしたような「注意喚起」程度である。言われなくても時事ぐらいある程度みんなが把握している。世間ではインフルエンザが例年に比べて少なくなっているのはコロナの影響によるものとされている事が証拠だろうと思えるからだ。
仮に会社でコロナウィルス感染者が出たとしても恐らく何も変わらず気をつけましょうレベルなのだろう。
こういった事が世の中でパンデミックを起こしつつある事に気付いておらず、身近で映画さながらのパンデミックが起こらない限りは気付けないのだろう。
いっぽうで、そうはいっても感謝している事もある。電車やタクシーの運転手さんがすべて休んだら会社に徒歩圏内の方以外は出社は難しくなるはずである。それについてはそうなったら嬉しい。
しかし、例えばスーパーやコンビニといったサービス業をされている方が一人もいなくなってしまったら物を購入する事は出来ない。無人対応しているお店はまだまだ少ないからだ。
配給という事もあるかもしれないが配給する人も必要になるし自衛隊だけですべての日本国民に十分な飲食物や生活用品をまわすのは物理的にも人海戦術でも不可能だろう。揚げ足取りでがたがた言いたいのではなく、記事の作者も言っているように休める業種や部署は休んだり、リモートワークを取り入れたり、フレックスタイムを取り入れたりした方が良いという事に大いに賛成という事を言いたい。
 
現在の元号は令和である。
いまだに昭和の体育会系精神をもつ会社が根付いている事が問題だと思う。自分は昭和生まれで昭和/平成/令和と生きて目まぐるしく色々な事が変化してきた事を体感している。誰しもが、フリーランスや起業する事が出来るわけではない。働き方について社員の意見を検討して日本もそろそろ働き方を選べるように全面的に変わってほしいと切に願うばかりである。
最後にタイトルについて。自分が所属する会社に対して純粋に思っている事である。
斯くして、明日会社に行くのも行かないのも千里の道も一歩から。
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