Akiraブログ

人生はぐるぐる

人生

解けた靴ひもを結んで

靴ひも

結んだ時は良いが気が付くといつの間にかほどけている。

ほどけているのに気づかずに踏んでしまって汚れてしまう。

汚れるだけではなく、擦り切れてしまったりもする。

ふとした時に見下ろして確認をすればそんな事にはならない。

人間関係も同じだ。

そこにはその状態が常にあるわけではない。

結んでいるものという思い込みはいけない。

いつの間にかほどけてきれてしまうから気付いても遅い。

ふと見返す事ぐらいは出来るはずだ。

物はそのままの完全な状態である事は無くいつか形崩れる。

人の心もまた同じく変わる。

大切だと思える人であるならば、なおさら見返す事が必要だ。

おざなりにしてはいけない。

失ってからその大きさに気付いても、
切れてしまってはもう結ぶことは出来なくなってしまう。

縁が無かったとわりきれてすぐに前に進めるのであれば問題ない。

しかし、それが出来るのであれば心に問題があると客観的には思える。

単なる強がりではないのか。

そして、それで終わりにしても良いのか。

もしその苦い経験があるのであれば、今度は同じ事を繰り返さない為にも
見返す事、時には考えるという事をしよう。

それが思いやり。

時には過去に思いを馳せて反省するのも人間らしく思える。

斯くして、夜空の寒空の下で過去を思うのも千里の道も一歩から。

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