睡眠時間は兎にも角にも大事
兎にも角にも睡眠時間は大事だ。
睡眠時間が足りていないと、体調面だけでなく、
思考がネガティヴがちになり、背筋も丸まり姿勢が悪く、
顔色だけでなく目は死んだ魚のように覇気がなくなり悪い事づくめだ。
どんなに忙しくても睡眠時間を確保する努力をするようになった。
必ずしも一般的に言われている8時間が必要か?と言うと違う。
自分にあった睡眠時間が必要だという事だ。
自分にあった睡眠時間というのは、
たとえば、明石家さんまさんや武井壮さんのように2時間のような極端に短い時間でも良いいわゆるショートスリーパーの方や、
12時間を必要とする方もいるため様々だからだ。
 
家に帰ってきても終わらなかった仕事をしたり、
明日の仕事の準備をしたりと真面目な人間はきっと行っているだろう。
真面目な人間ほど躁鬱や睡眠障害、他の精神的病気、
拒食症や潰瘍なども起こしやすいと思う。
もしそのような日常を送っている人がいたら、
今すぐに睡眠時間を確保して欲しいと切実に思う。
なぜ睡眠時間、睡眠時間と何度も口をすっぱくして言うかというと、
自分が身体を壊した経験があるという理由のほかならない。
先方からの連絡を待ってから、さらに別の取引先に連絡をしないため連絡を待っていたりのように、
睡眠時間をどれだけ削ったとしても「ごくごく当たり前の事」だと思っていた。
社会の中にいての責任だと思っていた。
 
しかし、体調を壊して経験した事で気づいた事がある。
当然と言えば、当然なのかもしれない。
それは、潰れても誰も助けてはくれないという事だった。
 
どんな病気なのか、診断書の提出、続けられるのか、いつから復帰するのか、
はたまた休職や退職をしたいのかといった会社としての確認を、
あたかも「心配している」という言葉に置き換えて会社として
心配をしてくれる場合もある。
会社を守る為にも当然といえば当然の事ではあるのだろう。
屁理屈のように書いているが、
最初はもちろん色々あったが心配してくれてるのだろうと思っていた。
労基に駆け込まれた場合は超過労働だけをみても会社としてはぶが悪く、
会社としてはそれが心配だった。との事だった。
※上場準備中の会社なら尚更
そのニュアンスで直接言われた自分は、
退職する決断をしその場で申し出た。
今でもその決断は正しいと思っているし、
微塵もの後悔は無い。
体調を崩して退職をした。
自分の他にも追い込まれて急に来なくなったりする人は珍しくはない状態で、
労基からの指導も入った事のある負のスパイラルが起きている会社だった。
※急に出社しなくなると給与をどうやら支払っていないという噂があった
 
休職、もしくは働けなくなってしまった場合は収入は当然無くなる。
さらには検査や通院費や住居生活費で出て行く一方だった。
蓄えがまったくなかったわけではなかったが、
その間の経済的圧迫、精神的苦痛は尋常では無かった。
相方もおらず不安は強く行き着く所で睡眠障害も発生した。
しかし、残念ながら現在も経済的危機感は脱してはいないが、
以前に比べれば生活は出来ていると言える。
漫画や映画でもこういうシチュエーションは描かれるのは、
きっと経験者が創作しているからなのだろうかと思う。
「予告犯」、「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」はとてもリアルに描かれている。
経験した人ならば見るに堪えないシーンもあるかもしれない。
ちなみに自分は何度も止めた事がある。
その内容から勇気づけられる事もあると思うが、
上手くいかない場合もやはり当然のようにある。
誰かが出来たと言っても、誰しもが出来るわけではない。
自分を守れるのは自分しかおらず、
誰も保証や守ってはくれないと思っておいた方が人間にがっかりする事もない。
 
社畜になってはいけない。
転職はエネルギーはいるがいつだって可能だ。
どれだけ残業しようが、
どれだけ売り上げに貢献していても自分自身が潰れたらおしまいなのだ。
責任感と自己犠牲はまったくの別物だと認識しておかなければならない。
 
侮ることなかれ、睡眠時間はとても大事。
 
自分の睡眠時間を見つけて、
まずは1週間でも良いから毎日必要な睡眠時間を取ってみてほしい。
顔色や気分、体調面でも良い兆候がきっと見られるはずだ。
そして、続ける事によって少しずつ良くなっていくだろう。
※逆流性食道炎は一番長期で付き合う事となった
自分の実体験を基にしているが、
良心的な会社もまた星の数ほど多くあると思うので、
あくまでも一つの例として捉えて欲しい。
斯くして、睡眠時間を確保出来るようになるのも千里の道も一歩から。
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